2in1PCが生えたお話

どうも、最近デバイスが机の上を占領しまくってとっ散らかってきたたかなです。

今回はデルアンバサダーでお借りしたXPS13inch 2in1の使用感とその他ほげほげについてお話します。ちなみにぼくはMacBookProの13inchとiPadPro12.9inchをもってるのでそれらをもってる人間からの目線でお送りします。

 

機体スペック

使った感想を話す前に前提となる機体スペックをご紹介しなければね。XPS 15 (9560)

 

 

XPS13 2in1、メールとかからの情報では9265とかいう型式という情報なんですがホームページにある情報といまいちスペック情報が違うのでとりあえずタスクマネージャーのスクショを貼っておきます。

 

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このPC、ディスプレイがとてもきれいでどうやら4K HDRの模様でYouTubeとかの4K映像をみるとすごくきれいに見えるんですよ。そしてCPUは7世代i7、メモリは16GB、ここだけ見れば普通にレポートを書く分には割といいような気がしますね。

まぁ文句は後でまとめて書くとして、このPCは2in1なので逆パカもできるため取り回しはいいですし本体を閉じたときのサイズもMacBookPro13inchよりも小さいしiPadPro12.9inchモデルよりも若干小さい感じ。なかなかよさそう。

 

とりあえずつかってみるべ

せっかくお借りしたのでしっかりつかってみないとね。

つかってみて率直に思ったメリット、デメリットについて僕目線で書いていきますね。

 

XPSのここがクソざんねん

このXPS、軽くて小さいのはいいんですがそのせいでファンレス構造になってます。かわりに放熱を担うのがキーボードうら(つまり底)のアルミパネル。キーボード面に金属部品を露出させないことでユーザーの手が熱くならないようにしているのかもしれませんがそのおかげで布団に寝そべっていじるときは放熱がほぼできない状態なので熱がひたすらに蓄積されていきます。つかってるとかなり怖い。

 

またこのXPS、スピーカーがキーボード側についています。そのせいで2in1の機能の一つであるテントモード(?)にすると音が自分の方にあまりこなくて背面側に飛んでいきます。おかげで音が小さい。そもそもそんなに強いスピーカーじゃないので音がかなり残念なことに。

 

なによりこのXPSはWindows10を積んでいて、その仕様の問題なんでしょうがタブレットモードの時の画面の回転がもさっとしてる。iPadを普段使ってる身にしてみると結構気になる。やっぱりWindowsはゲーム機のOSなんだなぁ…

 

メモリ、驚異の1867MHz。

 

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そしてなによりバッテリーの持ちがすごく悪い。6時間持つか持たないかくらい。これはふだんMacつかってるぼくからするとびっくりしましたつかも。Macは12時間とか平気でもつからね。

 

ここからは些細なことですが、まず一つ目にカメラが下側にあることです。これのおかげで後述するように液晶周りのフレームが薄くなって小型化には貢献していますが、下から見上げる形になったことでカメラの画角内に天井の照明が入りやすくなり、逆光になりやすくなってしまっています。まぁ映っている人に迫力は出るかもしれませんがね。

あとはキーボード。Windows系ラップトップにありがちなぺちぺちメンブレンMacのバタフライキーボードやパンタグラフキーボードよりもむにゅっとした感じで個人的にはあまり好きじゃないですね。あと矢印キーが小さくてつまってるせいで押しにくい。

 

XPSのここがいい

とはいえ、XPSDellのラップトップのフラッグシップ。もちろんちゃんと設計されているのでいいところもたくさんあります。おもにXPSの悪いとこはいいところを実現しようとした弊害が多かったしね

 

まずは先述したように小さくて軽い! これは箱から取り出して最初に感じたことです。日常使いするものほど重さや大きさは気になり負担となるものです。電池の持ちの悪さも。 これは日々の学校の授業とかに持っていくときにはかなり重宝するし机の上での占有面積も小さくて最高ですね。さすがに12inchよりも画面が小さくなると画面の使いやすさが落ちるし14inchよりも大きくなると利便性が落ちると思っているので13inchでフレームが細いXPSの設計はかなりいいと思います。カメラの位置に関してはこれのせいで残念ですがまぁ後付けで何とかしましょう。

iPadProと面積的には近いんですがiPadProは画面の縦横比が4:3、それに比べこのXPSは16:9なので映画とかのをフル画面で表示したときにより広く表示されるのはこのXPSなんですよね。逆パカもできるのでいろんなとこに置きやすいし見やすい。

画面も4Kのうえに13inchのままなので画素密度が高くてなにかといいですね。映像作品はストリーミングだとほぼFHDなので持て余す感じはありますが。

 

このXPS、WindowsHelloの顔認証と指紋認証に対応してるんです。これがかなり便利でマスクをしててもしてなくてもスムーズにログインできます。また、MacのTouchIDとちがってPC立ち上げ時から使えるのもかなりいい。Apple製品だとFaceIDかTouchIDのどちらかしかついていませんからね。

 

このXPSについている4KHDR(?)ディスプレイ、タッチパネルにも対応してて(2in1なので当然だが)ノートパソコン状態でもかなり使いやすいです。Dellのタッチペンにも対応してて、当たり前といえばそうなのですがiPadよりも液タブに近い感覚で使えるのでお絵かきとかにはかなりもってこい!(なおスペック)

入力ツールが充実してるのもかなり高得点です。

 

そしてこのお借りしたXPSのなんといっても最大の魅力は前述しているように2in1PCであること! これはですね、ベットの上で映画を見たりするのにとっても便利なんですよ。あんまり使わなかったけど

 

そろそろまとめよう

さて、ここまでいろいろ書いてきましたが、2500字近くなってきて読んでるあなたも飽きてきたと思われるのでまとめようと思います。

 

今回お借りしたXPS2in1 13inch、周辺機器というか入出力機器はかなり充実しています。ただ、排熱構造やCPUスペックなどがもう一息な感じも否めません。Wordでレポートを書いたり(Excelでの計算は含めない)ブラウザでブログを書いたりするのには使えると思います。軽いプログラミングもこなせるとは思いますよ。ただ、やはり決してスペックがいいわけではないのでIllustratorPhotoshopなどでのクリエイティブ系は難しいところがあると思います。

おすすめする使い方は新幹線とか飛行機などのヘッドフォンをした状態での映画鑑賞。元のスピーカーは使い物にならないくらい控えめなのでヘッドフォンをして使うのがいいと思います。画面はかなりいいのでね。

 

Windowsのせいでタブレットモードは使う気になりませんでしたね。排熱も死ぬので。

XPS、2in1の機動性の良さを持ったラップトップPCとして使うのがいいと思います。PCとしてもタブレットとしても微妙ではあるが

さきほどからスペックが微妙とは言ってますが開発をしなくてちょっと文章を書いたりするだけでYoutubeやAmazonPrimeを見るのがほとんどという方にはかなりお勧めできます。

 

こんどはAlienwearを借りてみたいなぁ。

1か月間お世話になりました!