鳴けば鈴虫、走ればゴキブリ。
この記事はおたらじアドベントカレンダーの13日の記事です。
さてさて、そろそろ時期になってきたたかなです。食べてますか?
せっかくアドカレなのに虫食いがあるのは葉野菜的に悲しいので書きます。3000年振りくらいにMagicKeyboardを使ってますわ(関西弁 / お嬢様弁)。
なんか面白いネタを思いついたと思ったけど忘れたのでこわい年長者の話の間の緩急話題として聞いてくれるとにっこりするます。
ということでせっかく空港に行っても眺めるだけだとつまらんと思うので飛行機の見分けかたを投げやりに教えます。
飛行機を見分けてみる。
オタクはLCCと超格安までとはいかないけどフルサービスキャリアほどではないって航空会社に乗りがちなのでまずはその辺から教えよう。(えらそうに)
まずはオタク御用達のスカイマーク。スカイマークは簡単でB(ボーイング)737-800しか今は運用してませんね。だからみんなB737-800。世界最大の飛行機を導入しようとして破産した過去を持つスカイマーク
続いてピーチ・アビエーション。関空を拠点にしてるピンクのLCC。あれは全部の飛行機がA(エアバス)320で統一してあるのでこれも簡単ですね。いずれの航空会社も機種を統一することで整備とかの維持費を抑えて運賃の圧縮につなげてます。バニラエアとかなかったんや…
さて、ここから本命のしっかり見分ける方法について。飛行機を作ってるメーカーには大きく2つの会社がありましてアメリカのボーイング社とヨーロッパのエアバス社。前者は伝統的な設計を貫く質実剛健なスタイルで、後者は比較的挑戦的な設計思想を持ち合わせてます。まぁそんなことは今回は置いといて。日本で飛んでるANAとJAL、2つのフルサービスキャリアはどちらもボーイングの機体を多く保有してますが、、あーつまらん話に逸れた。戻す。
ボーイングとエアバス、それぞれの血筋の顔の作りがあるんですよ。ボーイングはキリッとした顔。エアバスは比較的丸っこい顔。平成(過去)に入って新規開発された機体からは逆転してる傾向にありますがね。
一見は百聞に如かずということでとりあえずまずはボーイングの飛行機を並べてみましょうか。
まいどまいどWikipedia様に画像を貰ってます。
全部似ててわかんねーよと思われた方もいるでしょうね。まぁそうなのですわ。全部同じ会社だと似るんですわ。
続いてはエアバスの飛行機。これは国内であんまり飛んでないので海外のも多くなります。
A320 / A321
それぞれのメーカーの顔の特徴が見えてきましたかね。お鼻がシャープなボーイング、コックピットの窓が特徴的なエアバス。このうちA340とA330は現在は日本の航空会社は持っていません。
ざっくり飛行機の違いを言いますと胴体の長さくらいしかありません。そりゃ細かいとこまで目を凝らせばいろいろ違いますが飛行機の種類を見分けるにあたって気にする点は飛行機の胴体の長さです。ただその長さの違いを見分ける方法を写真で説明するのはちょっと難しいですが頑張ります。
まずは大型機。
A380はオール2階建ての超ビッグな飛行機です。これは簡単ですね。ANAがホノルルにとばしていたりしていますが、日本では成田空港くらいでしか見ることはないです。時々セントレアに遊びに言ってたりするけど。羽田空港は誘導路が狭くて運用が難しいので就航してない
続いてB777。これは現在世界で最も長い飛行機です。B737の胴体くらいの直径のくそデカエンジンを二個持っていてとにかく長いです。長さをみるポイントとしては片面にドアが5つついているということですね。ほかはB767と遠目で見れば変わりません。世界で最も売れた旅客機で事故率も分母が多いおかげで低く安全な機体とされてたり。
世界一長い距離を飛べるのもB777。
A340とA330。この2つは兄弟として設計されています。なのでエンジンの数しか違いはありません。ただ、エンジンの燃費と出力が向上していったことでA340の需要が減り、改良型はA330の方しか作られませんでした。悲しいね。
スラっと伸びた胴体が美しいA340。中央脚が見えますね。
A350。この飛行機はエアバスの最新作です。日本ではJALがいくつか運行しています。なにやら室内が静からしいですよ。頬がこけた形をしていて、断面は実は逆たまご型だったりするそうです。翼のさきっぴのウィングレットの形が特徴的で気付きやすいと思います。
つづいて中型機。
B787はボーイングの最新型機(10年経ってる)。世界的にヒットした商品でありANAとJALの両方が保有しています。ただしリチウムイオンバッテリーの不調とかエンジンの不調とかで何回か運航停止を食らってます。機体のほとんどをカーボンで作ったことで軽量化と構造強化、燃費向上ができているんだとか。でもその前のモデルのB767より大きくなって重くなった。これも特徴的な主翼の形とかで見分けれますが、なんといっても一番の特徴はコックピットの窓が大きくなって4枚に減ったこと。いやぁ簡単ですね。
燃費が向上して航続距離が伸びたことでメキシコシティと成田の直行便が生えました。
B767。これはボーイングのー世代前の主力中型機。海外では派生型もたくさん飛んでます。日本で飛んでる機体の特徴としてはそこそこのサイズの割にはドアが片側に2つしかないこと。その代わりに主翼の上に小さな脱出口が2つついてます。
B737。地方の空港にもっともおおおおく就航してるのがこのB737。ピンと立ったウィングレットにカクっと途中で曲がったような垂直尾翼(漢字でどの翼か察してくれ)。日本の中型航空会社の多くで採用されていたりフルサービスキャリアの地方路線はほとんどこれ。現在飛んでいるボーイングの中ではほぼ1番長い歴史を誇っていて、オリジナルが最初に飛んだのは1967年です。最近2回プログラムのミスで落っこちて改良型をとばして早々に飛行停止を食らいました。
B737も山ほど派生型があって調べるといっぱい出てきます。
A320とA321。A320はエアバスのB737への対抗馬。B737とほぼ同じサイズだけど貨物コンテナを扱えるのがアドバンテージ。見分けるポイントは翼端の小さなウィングレット。A321はA320の胴体延長をした機体で、ドアの数が型側2つから3つに増えています。
ジェットスターやピーチなどのLCCで多く採用されているエアバスで最も売れたA320。
ちょっとボデイが伸びてドアが増えましたね。
どうですかね、空港での楽しみは増えましたか? いつか空港でいっぱいクイズを出して遊びたいですね。個人的にはやっぱりB777が一番好きですね。おっきいので。
このほかにもカナダのボンバルディアやスウェーデンのサーブ、ブラジルのERJなど小さな飛行機もいっぱいとんでいます。機会があればご紹介しようかな。
旅にいきたい。
懺悔ですがこの記事の一部、スペースで中央揃えをしました。